イラストのセンスが無いから磨く方法を知りたいという方は結構多いと思います。
センスは生まれ持った才能で決まると考えているかもしれませんが、実は全てがそれで決まるわけではありません。
たしかに生まれ持ったセンスというのはあると思いますが、人間は生きてきた環境によって左右される部分もあるので、あとからセンスを磨く事も十分可能です。
しかしイラストのセンスといっても種類がたくさんありますし、まず自分がどういう種類のセンスを求めているのかを考える必要があります。
イラストのセンスを磨く前にどういうイラストが描きたいのか
イラストに正解は無いため、ある程度の方向性を考える必要があります。
基本的には大きく分けて2つの種類があると思います。
たくさんの人に指示されるイラストセンス
例えばなるべく多くの人に支持されたいというのであれば、絵描き投稿サイトのランキングで上位にいる人達や人気のあるプロを参考にしましょう。
いってしまえばそういうイラストに描かれているセンスが皆に指示されるイラストです。
とあるジャンルのみで評価されるイラストセンス
他には一部のジャンルで評価されるイラストを描きたい場合があります。
これを選択する場合は王道的なイラストでは他に描いている人が多すぎて競いあっても勝ち目が無い場合や、自分がこのジャンルを好きだから極めたいという場合に選択する方向性です。
いってしまえば邪道ですが、とある層のファンを獲得する事が出来ますので選択としては間違ってはいないと思います。
簡単にいえば強い個性を求めるという事です。
目指す方向性が決まったらあとは研究する事
鍛えるべきセンスの方向性が決まればあとは良いイラストを描くように試行錯誤して努力する事です。
目標となるセンスのイラストを細かく一つずつみて、線はどうなっているのかとか塗りはどうなっているのかといった部分を研究しましょう。
模写をするのもいいですし、とにかく色々観察してセンスを磨く事が大切です。
自分にセンスが無いのなら合わせるしかない
イラストセンスが無いという事は多数の人達と感性がズレている場合があります。
良いモノを良いと判断できるセンスがある人は別ですが、多数の人が良いといっている物を良いと思わないという事はセンスが無いかズレているという事です。
ズレた状態のセンスで自分が良いと思うイラストを描き続けても多くの人には評価されないでしょうが、その道をいっても賛同してくれる人は必ず一定数はいるはずです。
また、自分が良いと思わない物に合わせても面白くないでしょうから私はそれで良いと思います。
しかし皆がセンスがあるというイラストを描きたいのであれば、良いとされるセンスに自分が合わせるしかありません。
そうなると結局評価されている人たちのイラストを丸パクリする以外に方法は無いでしょう。
必然的に自分にセンスが無いわけですからマネをするしかなくなってしまうという事です。
センスは良いモノと触れあう事で高まる
イラストセンスを磨くにはたくさんの良いイラストを見るだけでなく、アニメや映画といったなんでも良いですが評価されている作品と触れ合う事が大切です。
そうすると知らず知らずの内に自分のセンスが磨かれているというわけです。