絵を描くのはとてもめんどくさい行為です。
めんどくさい理由を一つ挙げると絵は一度描き出すと完成するまで描かないといけないからです。
描いている途中にめんどくさくなって止めてしまうとその絵は多分完成しません。
何故なら次描く時にそもそもその絵の続きを描きたいかは別だからです。
こんな感じで絵がめんどくさいと思ってしまう理由はいくつかあります。
頭に思い浮かんだ絵を具現化したいだけなのに描かないといけない
頭に浮かんだイラストを紙に直接出力されると楽なのですが、現代技術ではまだそこまでの技術はありません。
仮にAIを使っても細かい部分まで作成してくれません。
なので人力で描かないといけませんが、脳内の物を具現化したいタイプの絵師の場合はそもそもペンで描く行為がめんどくさいのです。
まぁ絵を描く事自体が好きというタイプの人は別ですが。
作業工程が多い
イメージを考えてラフを作って下書きしてペン入れして色を塗るという作業工程が基本的にはあります。
イメージがめんどくさい
まずそもそもイメージを考えるのが面倒です。
でも絵を描くにはイメージか何か描く対象を見つけないといけません。
ただ絵が描きたいだけなのに対象を考えたり見つけるのは面倒です。
ラフがめんどくさい
そしてラフでだいたいの線の位置とか全体像を描くわけですが、キッチリした線のキレイな絵を描きたいのにラフとかいう大雑把な線を描かないといけないので面倒です。
でもこれをやらないでいきなり描くと全体のバランスが崩れてしまう可能性が高くなるので、ほとんどの人はやらないといけません。
下書きがめんどくさい
ラフでだいたいの感じを描いたのにその線を具体的にするために下書きとかいう工程をしなければいけません。
本当にめんどくさい人からするとなんでラフで描いたのに下書きでまた同じ様な絵を描かないといけないのというレベルになります。
しかもある程度の細かい絵を描こうとすると下書きだけでかなりの時間を取られてしまいます。
また、下書きでちゃんと描いておかないとペン入れでどの線を描けばいいのか分からず困ります。
ペン入れがめんどくさい
清書するためにペン入れをしないといけませんが、この段階ですでにラフ・下書きと2回も同じ様な絵を描いています。
そこでさらにもっと丁寧に同じ絵をペン入れで描かないといけません。
これはどう考えても面倒以外の何物でもありません。
塗りがめんどくさい
この段階ですでに疲れ果てているのにさらに塗りとかいう作業をしなければいけません。
どこを何の色にするとか配色とかを考えるのもかなりめんどくさいです。
しかもベタ塗りしてそっから影とかハイライトとか細かい作業をしなければいけません。
また、線自体を塗るという行為をする人までいます。
これはもうただひたすらにめんどくさいですね。
作業時間が長い
何を描くかやどのレベルの絵を描くか等で変わってきますが、少なくとも数時間とか数十時間掛かるのが普通だと思います。
冷静に考えると絵を描くというただでさえめんどくさい行為で数十時間の時間を使うとかどういう事なんでしょうね。
絵を描いても何かなるわけじゃない
数十時間掛けて絵を描いてネットに載せたとしても、スルーされるかヘタクソと言われるか笑われるぐらいで何にもなりません。
普通の人の場合は特にお金になるわけでもありませんし。
これならもう絵とか描かない方が多分いいですねめんどくさいだけです。
それでも絵を描いているのが絵描き
とまぁ色々描きましたが半分ネタです。
そんな絵を描くのが面倒なだけな人はもう描かない方が多分幸せです(笑)
絵を描く事が面倒だと思わないむしろ楽しいと思う人が絵を描いているのであって、特別な理由がない限り絵なんて描かないといけない物ではないのでやる意味はないです。
もし描いたとしても面倒じゃない範囲で描けば良いだけの話です。