イラストは意味を絵に持たせると良いでしょう。
なんだか分からないがカッコイイポーズとか可愛いポーズというのもそれでアリですが、イラストに描かれているキャラクターは一体何をしているのか一枚の絵にストーリー性があるのか、そういう物を考えていくと絵に深みが生まれてきます。
基本的に何も意味が無いよりはあった方が、良いイラストといえるでしょう。
イラストに意味を持たせると描きやすくなる
いざイラストを描こうと思っても何を描こうかと筆が止まってしまう事があると思います。
そういう場合はテーマを決めたり、何をしているイラストなのかとか何を表現したいのかといった何らかの意味を考えて描くとイラストが描きやすくなります。
イラストの基本方針が決まれば後はそれに沿って不自然じゃないように周りを埋めていく事が出来ます。
こういうテーマなら当然こういう家具や小物があるなぁとかココに木とか花が必要だといった様な感じですね。
イラストに意味を持たせると見る側が考えてくれる
例えばただ可愛いポーズのキャラクターを描いたイラストを誰かに見せたとしても可愛いとか上手いねとしか思われない可能性が高いです。
見る側が絵描きだったらココの塗りがスゴイとか、パースがおかしいとか色々と考えるかもしれませんが、普通の人はパッと見て判断を下します。
しかし意味のあるイラストだった場合、イラストの内容によっては色々と見る側が考えてくれるのです。
イラストの意味は目的によって変える
例えばなんらかのキャラクターを紹介するイラストの場合は、あまり独創的なポーズをとらせずに全体像が分かる構図にします。
ポーズでキャラクターの性格を表現するという手法もあるのですが、ポーズのせいで表情が隠れてしまったり服の細部や重要部分が隠れてしまっては分かりづらくなってしまいます。
他には大胆さを表現したいなら大きくポーズを取ったり派手なカラーを使ったりとかが考えられます。
こういう風に色々と表現したい物を考えていくと必然的にどういうイラストを描けばいいのかというのが絞られてきます。
なので、感覚や思いつきだけでイラストを描くのではなくちゃんと頭を働かせて考えてからイラストを描く様に普段から心がけましょう。