イラストは考え方でより表現したい物が描ける様になる

イラスト 考え方

絵を描く上でイラストの考え方が分からないという人が意外に多いように思います。

趣味であれば好きな絵を描けばいいだけなのですが、大抵の人は上手くなりたいとかプロになりたいとか他の要素を求めようとする人が多いです。

イラストを描く場合の考え方に正解というのは無いのですが、ある程度の方向性を紹介していきます。

イラストを書く上での考え方は?

キャラクター

イラストでキャラクターを描く場合、そのキャラクターがどういう性格で何をしている人なのかを表現すると良いでしょう。

例えば魔法使いのキャラクターだった場合、何かしら魔法使いという設定が分かるイラストを書かなければ見る側には当然伝わりません。

基本的にイメージとしてはローブを着ていて帽子を被って杖を持っているというのが昔ながらの考え方だと思います。

つまり、このイメージから離れれば離れるほどそのキャラクターが何者なのかが分からなくなってしまうという事です。

なのでまずその大枠の部分はあまり変えずに衣装をデザインして、ポーズや顔つきなどで性格を表現すると良いでしょう。

構図

イラストを描く上での構図の考え方は、そのイラストでまず何を表現したいのかという事が基本となります。

人物なのか背景なのか、人物であれば背景に比べて比率が大きくなりますし、逆に背景を見せたいのであれば人物は小さくなります。

また、どういう状況設定の場面なのかという事を考えて構図を考えていきましょう。

落ち着いた雰囲気なのか躍動感を出すのかなど色々な場面が考え方の根本となります。

背景

背景に関しても背景がメインならその背景で何を表現したいのかという事を考えて描きましょう。

ただなんとなくキレイな背景というだけではせっかくのイラストがもったいないです。

人物がメインならその人物をより魅力的に見せる背景や場面の演出としての背景を考えていくのが良いです。

色使い

色使いはキャラクターの性格を出したり、イラストで伝えたい雰囲気を表現するのに重要です。

例えば熱い性格の人物であれば赤系統の色を使うといいですし、クールなキャラであれば青や落ち着いた色を使うとより人物の性格を表現する事ができます。

また、明るいのか暗いのかどういう場面を想定しているイラストなのかを考えて色を考えると良いでしょう。

イラストはとにかく色々な事を考えて描く事

絶対とは言いませんが、良いイラストというのはなにかしら考えられて描かれています。

何も考えず感性に身を任せて表現して良い絵になるのは天才しかありえません。

基本的にはアレコレ考えて調べてイラストを生み出すのが良いといえるでしょう。