デジタルでイラストソフトを利用したいけど、どういったことが必要になるんだろう?そんなことでお悩みじゃないでしょうか?
今回はそんな方のためにデジタルでイラストソフトを利用するのに必要なことをご紹介します。
おおまかにいってしまえば、パソコン、ディスプレイ、ペンタブレット、そしてペイントイラストソフト(デジタルのイラストソフト)が必要になります。
デジタルのイラストソフトで必要な事
パソコン
パソコンについては、現在お使いのもので問題ありません。
デジタルイラストソフトでは、そこまでのスペックを要求しませんので、ひとまずパソコンは現在のものをお使いください。
あとから「遅い」「反応が悪い」「重い」「動かない」などの不都合な事柄が起きたときに買い替えを考えてください。
とりあえず、そんな不都合な事柄が起きたときの環境の改善や、もっと良い環境にしたい場合についてのことをご紹介します。
ノートパソコンかデスクトップパソコンか
これはデスクトップパソコンをおすすめします。デジタルイラストソフトの場合、基本的には画材などは購入しませんよね。
ですが、PCの進歩とともにデジタルイラストソフトも進歩を続け、要求するスペックがだんだん高くなってきています。なので、個々にパーツを交換したり、メモリを増設したりといったことが必要になってきます。
また、故障などの場合もノートパソコンより個々で対応しやすいのです。
ノートパソコンの場合、スペックに対して値段も割高で、機器の交換も難しいです。
ディスプレイについて
液晶がおすすめです。
そもそも現在CRTのものは見かけることがありませんので、液晶を使用することになると思います。
サイズは19インチ以上をおすすめします。もしお金に余裕があれば、デュエルディスプレイにしたほうがもっとよいです。
ペンタブレット
自分に合ったものを選びましょう。ちゃんと絵を描きたいのであればよく調べて高くてもいいものを選びましょう。
デジタルイラストソフト
有料の方が良いです。
有料の方が機能はたくさんあり、どうせ慣れるのなら有料の方が良いです。
皆にアナログからデジタルイラストソフトに移行して良かった所を聞いた
アナログより時間をかけなくていい
私は最近アナログからデジタルに移行しました。
当初はデジタルで書く事に抵抗があり、たくさんあるツールを覚えることに四苦八苦しましたが、慣れてさえすればアナログよりも時間をかけることもなく絵を仕上げることができます。
機能的な便利さといえばコピー&ペーストや投げ縄システムで、ちょっとデッサンがずれてしまった目や鼻などを拡大縮小やズラすことができるなどアナログではできないことが出来ます。
その他、背景等の素材をダウンロードしてそれを漫画等に反映することもできてしまうのでとても便利といえます。
仕事にするならデジタルじゃないとキツイ
天候や季節に関係なく、いつも同じ環境で描ける。
デジタル化になったことで締め切りがどんどん短くなった。
クライアントも出版や広告以外のIT関連やベンチャー企業などからの依頼も増えたことで、素人を相手にすることも多くなったせいで無茶ブリも多い。
急な直しも全面直しも、デジタルなら元の画像を活かして修正できるので、作業時間を短くして仕上げることができる。
今まで自分の画風とは違ったもの、たとえば水彩画風、油絵風などにも挑戦できるようになった。
色々な変更が可能
やはり何度でもやり直しが利き、様々な試行錯誤が出来るのはデジタルイラストの大きな利点だと思います。
ペン入れで失敗してもアンドゥですぐ戻って書き直せますし、全体のバランスを見てキャラクターの髪色を変えたり、ポーズを変えたり、キャラクターの配置を変えたりといった変更はアナログでは容易に行えません。
初めはアナログとデジタルとの書き味の違いに戸惑うこともありましたが、ツールの設定を調整すればアナログ風の線や塗りに近づけることも出来ます。
デジタルはパソコンがあれば描けるので、画材で手が汚れず机が散らからないのも利点かなと思います。
加筆修正が容易
デジタルの旨味といえば複製や消去、巻き戻しが容易な所が1番だと思います。
複雑な模様や何度も同じ物を描く場合などにクオリティを保って簡単に描けるのは気持ちがいいものです。
上手く線が決まらない時も何度挑戦してもロスは少ないですし。
アナログの1発勝負感も嫌いでは無いですし、その為の集中力が糧になりもしますが。
また後から加筆修正が容易な点も大きいです。
後から髪色を変えたいだとか、セットとなるものと色調を合わせたいだとか、編集が容易な点はデジタルならではと感じます。