私の使っているペンタブはWACOM製の板タブで、イラストソフトはクリスタです。
WACOMが最もメジャーなペンタブメーカーのため、使ってらっしゃる方は多いと思います。
私がマウスで絵を描いていたのは十数年前ですが、とにかくアナログの各種ペンと持ち方が全く違うので、線は例外なくガタガタになります。
またマウスはクリックをするためのものなので、線を引く=滑らせるという動作に向きません。
この点ペンタブのペンはアナログペンと同じ握り方でさらさらと滑らせることができるのでとても快適です。
そして、クリスタには「筆圧感知」という機能がついています。
ペンを握って滑らせる時の筆圧によって、アナログで描くときのように線に強弱をつけられます。
またクリスタにはベクターでラインを引く機能も備わっていますが、こちらもあとから強弱をつけられます。
ベクターラインはマウスでも引けなくはないですが、細かいニュアンスを表現するためには専用ペンが向いているといえます。
以上、これからクリスタやペンタブを購入される方の参考になりましたら幸いです。
クリスタPROとEXの違い
クリスタはお絵かきソフトと説明しましたが、セルシス社が出しているクリスタには2種類あります。
カラーイラストを描くのに向いているPRO版と、コマを割ったページ者の漫画を描くのに向いているEXです。
EXのほうがPROよりだいぶ値段が高いです。
ちなみに私はEX使いです。
なぜなら私は頻繁に漫画を描くため、EXの機能があるととても便利だからです。
これについては、ペンタブとセットの使い心地についての欄で後述します。
板タブと液タブという二つのペンタブの違い
ペンタブには通称「板タブ」「液タブ」の二種類があります。
板タブはタブレット部分に画像を映す機能がないため、ペンをタブレットに走らせながら同時に別に用意した画面を見て描写します。
液タブは液晶タブレットの略で、タブレット部分が液晶画面になっておりそこに画像が映るため、タブレットを見ながらペンをそこに走らせることができ、よりアナログで描いている感覚に近いお絵かきができます。
ただし液タブは非常に高価なため、また私が板タブ歴が長いこともあり、板タブを使用しています。
これからアナログ→デジタルに移行される方で、お財布に余裕がある方は液タブを購入したほうがスムーズに移行できるのではないかと思います。
ちなみにイラストソフトの場合は、クリスタがシェアを独占しているので迷わずクリスタを購入しましょう。