絵師にとってのイラストソフトとは

イラスト ソフト 絵師

絵師にとってイラストソフトは無くてはならない物です。
絵のクオリテイを上げるためや、作業効率を上げるためなど多くの絵師にイラストソフトは利用されています。

「絵師」という呼び名

いつからか始まった流れなのかは分かりませんが、とにかく近年ネット上でイラストや絵を公開する人を「絵師」と呼ぶようになりました。

もちろん辞書通りの意味である浮世絵の原画家や日本画家といった江戸時代あたりの職業画家の事ではなく、単に絵を描く人という程度の意味しかありません。

ですが人から絵師と呼ばれたり、あるいは自分自身で堂々と名乗るためにはやはりある程度の画力のレベルがあったほうが恥ずかしくないというのはあります。

絵師にとってイラストソフトはとっても便利なツール

現在の世の中には非常に便利なイラスト用ソフトというのが多数存在し、現代の絵師の多くもそれを使用しています。

中にはアナログでの絵に拘って個性を発揮する人も存在しますが、それでも殆どがデジタルな環境で絵を描いている理由は言うまでもなく「PCなどで描いた方が圧倒的に便利」だからに他なりません。

イラスト用ソフトというのは基本的に、アナログでは出来ないありとあらゆる様々なことが可能となります。

アンドゥ・リドゥをはじめとして描いたあとでの色調補正や変形、レイヤーやレイヤーマスクに加算・乗算などの合成モード。

これらは大抵のイラストソフトに備わっている基本機能に近いものながら紙にペンや筆で描いている限りは絶対に不可能なものです。

描画および修正作業の手間をすさまじく削減したり特殊な効果を一瞬で絵に与えるというのはアナログには出来ない芸当です。

ソフトはあくまでもツールでしかない

基本的な画力やそれ以前の絵に向かう姿勢というのはイラストソフトは関係ありません。

例えばデジタル機能によって大幅に省力された手間の分をさらなる書き込みなど絵の仕上がりのクオリティアップに費やすか、他の絵に手を付けるのか、それとも単純に楽をしただけに終わるのか。

絵師という個人的絵描き趣味のために寿命を削るのは一般論的にはばかげているかもしれませんが、そんな中でも上に行く人の姿勢というのはやはり違うものです。

また、単純に絵を描きたい、楽しみたいという思いだけでも良いですが、何か目標がある人は上達も早い事でしょう。