イラストの仕事の取り方を考える上でもっとも大切なのは、自分が『プロフェッショナル』であることを意識することです。
仕事を依頼してくる顧客は、プロとしての仕事を期待してイラストの発注を掛けていますから、イラストレーターもプロ意識をもって仕事を請け負わなければなりません。
効率的な仕事の取り方はイラストレーターとしての貴方の情報をわかりやすく提示し持ち味や実績を宣伝することです。
特にわかりやすいものとして自身のポートフォリオを提示するのが効果的です。
自発的に描いたものだけでなくイラストレーターとして請け負った仕事を載せていくことで相手に明確な実績を見せることができます。
また、使っているイラストソフトなどデータをやり取りする上で必要な情報は始めから示しておきましょう。
特にイラストソフトは無料のものよりも仕事をこなせるだけの十分な編集機能を備えたものを用意しておくといいでしょう。
イラストレーターの仕事の取り方は自分から請け負う仕事を探しに行く事
イラストレーターの一般的な仕事の取り方は、デザインやイラストの公募、仕事の依頼を自分から探していくことです。
顧客の側から声をかけてくることを待つ取り方はよほどイラストレーターとしての知名度が高くなければまず不可能です。
公募方式では個人に直接依頼をする場合と比べて安価な条件が目立ちますがこなせば確実な実績として残ります。
よほど悪質な条件でない限りは積極的に応募し請け負っていくと良いでしょう。
ひとつ注意すべき点としてイラストソフトの選び方があります。
イラストの仕事ではイラストソフト専用のデータ形式でやり取りをすることになりますが顧客によって導入しているイラストソフトの種類が異なります。
できれば多く普及しているソフトを導入しておくのが良いのですが金銭的に難しければファイル互換性のあるイラストソフトを選び基本の作業環境として利用するようにしましょう。
自分のサイトや色々な媒体で宣伝する事
イラストレーターは技術もそうですが、自分のWEBサイトがあれば好きな時に依頼主がみてくれますし、そこから依頼がくるという仕事の取り方もあります。
また、基本的にコミュニケーションが苦手な人がイラストレーターになりたいと思っている様な気がしますので、出来るだけ直接会わずに仕事を請けるシステムを持っておくと何かと便利かもしれません。
しかし、あまり消極的だとこの世界では生き残る事は難しいかもしれませんのである程度の覚悟はしておいた方がいいといえるでしょう。