個人WEBマンガ家はタレント性が必要

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個人WEBマンガ業界は供給過多な上に今後のAI台頭を考えると益々厳しくなっていくのは想像に容易い。

なのでマンガの面白さだけではなく、作家自身の魅力でマンガを読んで貰う事も重要になってくる。

ちなみに個人WEBマンガ家とは個人で活動しているアマチュアマンガ家の話であり、商業で活躍するプロマンガ家は想定していない。

面白いマンガは沢山ある

商業からアマチュアまで面白いマンガは沢山ある、しかも今後さらにクオリティが高くなっていくとするならば多少面白いマンガを製作するだけでは戦えなくなってくるかもしれない。

というより既に個人マンガ家が増えすぎて多少面白くても売れない。

そうなってくると多少面白いマンガしか描けないWEBマンガ家は、マーケティングや作家のタレント性に力を入れて行かないとマンガが売れない。

AIが圧倒的脅威

今後さらにAIが発展しマンガ界を脅かす存在になっていくだろう。

実際にイラストの世界では低コストでイラストを生成出来るAIによって、職を失ったイラストレーターが増えている。

良く見るとまだ意図を上手く伝えられていない生成AIは多いが、メッセージ性があまりないイラストに関しては一般人からするとプロとほとんど遜色ないレベルまで来ている。

マンガにおいてはまだ伝えたい事に対しての最適な構図やコマ割りといった部分に違和感はあるが、今後良くなっていくだろうし、そうでなくとも絵だけAIで生成しコマ割りや配置などの作業は人間がやるみたいな事も考えられる。

つまり画力が無くともマンガを製作できる環境になりつつあるという事だ。

そうなると個人マンガ家と呼ばれる人達がさらに溢れる事になり、個人単位でみた場合全然マンガが売れないという事になってくる。

あの人だから依頼したい読みたい

つまり今後数々の競合やAIに勝とうとすると、面白いマンガでなおかつ作者が好きだから読むみたいな形にしないと厳しいと推測される。

また、あの人だからマンガや絵の依頼をしたいという様な、作者自身を売りにした商売をしないといけない時代がもうそこまで来ている。

タレント性を出すには

若さや容姿

学生や容姿が良い人はそれを武器に皆から注目を浴びて固定ファンを獲得していくのが良いだろう。

なので若い内からYoutubeやSNSで活躍し、ファンを獲得してから絵師やマンガ家として社会に出るのが理想である。

人物としての面白さ

話が面白いとか行動が面白いといったある意味芸人の様な事をしてタレント性を出す。

SNS・Youtube・生配信などで視聴者にコイツ面白いぞ!と思わせる事が重要である。

人柄の良さ

人柄の良さを読者に伝え、この人良い人だなぁと思ってもらう方法である。

容姿もそんなに良くないし面白くもないけど、人柄の良さで応援してくれるファンも現れるだろう。

境遇

作者の苦労話をなんらかの方法で伝え、ある意味同情してもらってファンを獲得するという方法である。

そこまでして売れたくないという人は多いと思うが、本当に売れたいなら一つの方法として存在する。

ノウハウ

Youtubeなどで絵やマンガのノウハウを伝える伝道師の様な立場を確立するという方法である。

上手い絵やマンガを描きたいという層は多いので、役立つ情報を伝える事が出来ればファンになってくれるはずである。

単純に面白いマンガを描いて売れたいは努力不足の時代

ほとんどのクリエイターは良い物を作ってそれのみで売れたいという思いを持った人も多いと思う。

しかしとある有名な個人マンガ家いわく「ほとんどの人は天才じゃない、だから作を弄する必要がある」との事だ。

マンガとして画力・面白さを向上させる事も大事だが、ほとんどの人にはおおよその上限値という物がある。

それに競合が沢山いるレッドオーシャンで、純粋にマンガのみを武器に戦うのは難しいから作戦が必要なのだ。

そういう事をやりたくないなら趣味か商業でやろう

上記で挙げたのはマンガを個人で作ってお金を稼ぐために必要な事という意味である。

なのでそんな事をするぐらいなら趣味でマンガを描くという人は自由に描いて貰って構わない。

しかしよほどの天才か運に恵まれない限り、作を弄せずに人気になって個人マンガ家で生活していくのは難しいだろう。

もしくは商業デビューしてプロマンガ家として活躍した方が良いだろう、プロマンガ家になれば基本的にその他の事は出版社がやってくれる。

しかしプロマンガ家になってずっとそれで生計を立てられれば苦労しないのである。