面白い1Pマンガを描きたいのでどうすれば描けるか考えてみる事にした。
普通のストーリーマンガでも面白くする事は難しいのに1Pで面白くするのは難易度が高い。
しかし休日に趣味でマンガを描く程度だと1Pマンガぐらいが丁度良いのだ。
面白いマンガとは何か
面白いマンガの定義は色々あるので難しいが挙げていこうと思う。
新規性
どこかで見たようなありきたりな内容はやはり面白くない、日常生活の代わり映えしない生活がつまらないのと同じで面白いとは新規性がある事が重要だと思う。
意外性
結果がどうなるのか予想出来てしまうと面白くない、なんだやっぱりそうなるのかと思ってしまうので面白くない。
ストーリーの意外な進行やなんでそうなるのかと言った斜め上のオチが面白いのだと思う。
共感性
主人公の思考や行動に共感出来ないと意味が分からないため面白くない、アレこうだよねという共感が面白さを生む。
キャラの心情に共感してハラハラドキドキしたり悲しくなったりするのも共感である。
ただ、ハチャメチャすぎて面白いという話もあるので内容次第かもしれない。
1Pマンガの特徴
1Pマンガで面白い話にするためには1Pマンガの特徴を把握しなければならない。
ストーリー性がほぼない
1Pマンガは普通のストーリーマンガと違って、ストーリー性や何かを積み上げていく面白さという物がほぼない。
なのでストーリーでどうこうしようと言うのはかなり難しい。
主人公の性格すら分からない場合もある
キャラを統一していれば何話か見ていくと主人公の性格が分かっていくが、毎回キャラが違うといった1Pマンガの場合はキャラすら把握できない。
なのでこの主人公好きだなとか愛着が沸くというのもキャラを統一させた1Pマンガでないと難しい。
コマ数が少ない
1Pマンガだからといって無理にコマ数を増やすのは見づらくなるのでよろしくない。
だいたい4~6コマ前後に収まるようにした方が読みやすいだろう。
つまり、1Pマンガは少ないコマ数で面白くするという事を求められる。
キャラをあまり出せない
1Pしかないためキャラを出せたとしても精々1~3人までだろう。
少ないキャラでどうやって面白くするのかが求められる。
1Pマンガに向いているジャンル
1Pは制限が多いため向いているジャンル向かないジャンルが存在すると考えられる。
ギャグ
ギャグセンスがあるなら素早いネタで1Pでも面白くする事は出来るだろう。
面白い絵柄や出オチなども1Pマンガと相性が良い。
エッセイ
自分の考えなどを伝えるエッセイマンガも相性がいい、ただ読者に興味がない内容だったり「だからなに?」となってしまう場合も多いので作者のセンスが問われる。
ニュースネタ
1Pマンガはストーリーマンガと違って断続したネタを提供し続けないといけなくなる。
本当に1P描いて終わりではなく、次の1Pマンガも描かないといけないのだ。
つまりネタが沢山必要となってくる、その場合ニュースなど毎日更新されるネタを題材にするのは相性が良いと言えるだろう。
結局どうやって面白くするのか
「新規性・意外性・共感性」がある「ギャグ・エッセイ・ニュースネタ」をとにかく出す事が大切だろう。
1Pマンガは1Pで完結するため続きを考えなくていい、つまり大量のネタの中から面白いと思う物をチョイスして描けばいいのだ。
その後の事なんて考えなくていいので、とにかくポイントを意識して大量にネタを出そう。
そこから先は画力とか画風とか演出とかそういう話になるかもしれない。
ムリに1Pマンガを描く必要はない
ネコハルンは体力と精神力がない上に描いている途中の物を持ち越すのが嫌なので、1Pマンガぐらいしか描けないのだ。
なのでそうではないという人は4Pとか16Pとかでもいいから自分が面白く描けるページ数を見極めた方が良いだろう。
現状1Pしか描けないという人でも運動したり、自由時間を増やす行動をすれば余裕が出来て何ページも描けるようになるかもしれない。
なので無理に1Pマンガに限定する必要は普通の人にはないのだ。