イラストレーターになるには、特に決まった資格などはありませんが多くの人が美大や美術系専門学校でデザインなどを学んでいます。
もちろん、独学で絵を習得した人もたくさんいますので必ずしも専門機関で覚えないといけないというわけではありません。
イラストレーターになるにはIllustratorを覚えよう
そしてどんなイラストソフトを覚えておいた方が良いのかというと今の所「イラストレーター」というソフトがまず一つとなります。
このソフトはとても万能なもので本のページ作りやポスターのレイアウト、またはイラスト作成のために使用されます。
細かい図形や線のはっきりとしたイラストそして文字のデザイン、そしてオリジナルロゴの作成なども出来ます。
レイアウトに制限が殆どないのでドキュメント上に文字や画像を自由に配置することが出来ます。
webや映像の制作にも使用できるので使える幅が広がります。
とても高額なソフトなので、プロでも頻繁には買い替えられないソフトです。
最近は月額制の物もありますが、維持費がやはり高いのが難点です。
その分とても使い勝手が良くイラストレーターとしてやっていくならば覚えておいて損は無いイラストソフトといえるでしょう。
ただし、マンガ系イラストというよりもどちらかというと動物など一般的なイラストで使われる場合が多いので、萌え系イラストレーターになりたいという人には特に覚える必要はないでしょう。
イラストレーターになるにはPhotoshopを覚えよう
イラストレーターになるにはもう一つ覚えておいた方が良いソフトがあります。
先に紹介した「イラストレーター」と一緒に使われることが多く2つのソフトが連携することが多いのですが「フォトショップ」というソフトになります。
Photoshopは、写真加工には欠かせないソフトでウェブ制作やCGを作成する時にも欠かせない存在になりました。
写真を撮ったり絵を描いたりする人が良く使います。
イラストレーターは依頼主の要望に応じてイラストを描く仕事なので依頼主の希望に添える物を納品する必要があります。
クライアントは広告デザインからアニメのキャラクター作成など要望も様々なので、常に自分でソフトを使いこなせるようにして制作できるようにすることが重要です。
フォトショップは業界の標準ソフトとなっているため、基本的には習得しておいた方が良いですが、必ずしもというわけではないです。
他のイラストソフトで絵を描いているプロもたくさんいますし、結局は絵のクオリティとなります。
しかしゲームのグラフィッカーとかそういう物を目指しているのならほとんど必須と思った方が良いかもしれません。
イラストレーターになるためにする事
基本的にソフトどうのこうのよりも作品の良さが求められます。
また、純粋なイラストレーターというのは案外少なく、漫画家がイラストを描いていたり、ゲーム会社の人がイラストを描くという場合も多い様です。
なので漫画家やゲームグラフィッカーを目指した方が良いかもしれません。
他にはラノベの挿絵等に応募してみたり、賞をとっていたりするとお声がかかるかもしれません。
最近では、PIXIVの上位ランキングに入っていると依頼がくるという話もあります。
また、作品集を作って出版社や色々な所に営業をかけてみるのも一つの手です。
ネット上でイラストの仕事を募集しても良いですし、とにかくなんでも良いので絵を描く仕事にありつけたらそれはもうイラストレーターといっていいでしょう。