私はたまにイラストを描いているのですが、数年前にアナログ絵からデジ絵に完全移行しました。
最初の頃は線画だけアナログでそれをスキャンするという方法を取っていたのですが、最近のイラストソフトは線画も紙に描くのと同じように綺麗に作成できます。
なのでいつしかスキャナは使わなくなりました。
修正が簡単
絵はまず線画を綺麗に描くことから始まりますが、ソフトを使うといくらでも線の引き直しができるし、引いた線の微調整も可能です。
特に便利なのが制御点に関する調整で、これを使うと手ブレのない整った線が作れます。
フリーハンドで下書きの曲線をなぞるのって結構難しいと思いますが、ソフトの機能を使えば楽々に作業できるのでおすすめです。
塗りについても、デジ絵なら手早く綺麗に塗ることが出来ます。
塗りで怖いのと面倒なのはやはり失敗した時のことですね。
アナログだと酷い失敗をしたらもう元には戻せませんから、神経を尖らせて作業をすることになります。
また、混色でオリジナルの色を作っている人はその手間もかかるでしょうね。
しかしイラストソフトがあればいくらでもやり直しはできるし、色もツールの値をいじれば自分好みの色の出方に調整できたりもします。
筆やブラシなどのツールが充実しているところも、おすすめポイントのひとつです。
初期投資は大きいが安上がり
イラストを描くときの道具を色々買い揃えると、意外と結構高くつきます。
ですがデジタルならソフト代を1回払えばいいだけなので、初期投資は大きい物の結果的に安上がりだったりします。
自分でツールの値を調整するのが面倒くさくても、オンラインで有志が使いやすいツールを配布している場合があります。
その素材をダウンロードして使えば、難しいことを一切考えずに便利なツールで作業が可能になります。
憧れの絵師のようなデジ絵が描けるようになり、導入して正解だと思いました。
管理人コメント
下書きはアナログで塗りはデジタルという人は結構多いです。
上手い人は全ての作業をデジタルで行いますが、慣れてないという人はシャーペンで描いても良いでしょう。
ムリに線画をデジタルでやる必要は無いと思います。
しかし線画をスキャンした後に修正したくなった場合に困りますので、ある程度デジタルでも線画を描けるようになった方が便利だと思います。