イラストでの個性の出し方は絵描きとしてはとても重要な部分です。
せっかくイラストを描くのですから誰が描いているイラストなのかを絵を見てもらって覚えて欲しいと思うのが絵描きという物です。
しかし個性の出し方が分からないという人はとても多いと思います。
イラストの個性ってそもそもなんだ?
個性とはつまり大多数のイラストと違うという事です。
一般的によく見るイラストとは異なるという事なので、まずは一般的なイラストというのがどういう物なのかを知っておく必要があります。
後は簡単な話でそれらと差別化したイラストを描いてやればいいだけの話です。
しかしそれを見た目的に良いモノにする事がなんといっても難しいのです。
個性を出すには色々と試行錯誤するしかない
イラストで個性を出すには色々と比率を変えてみたり、他の人が使わない様な表現方法をするしかありません。
これは一朝一夕で出来る事ではありませんので、ある程度の期間が必要です。
例えばとある部分を尖らせて見たり、丸くしてみたり、大きくしてみたり小さくしてみたりととにかく色々試すしかありません。
そうやっているウチにしっくり来る物が見つかっていく事でしょう。
個性も大事だが基本も必要
個性やオリジナリティを出す前に基本を覚えておくというのが一般的に言われていますが、個人的意見で言われてもらうと基本構造や特徴を把握していないとそもそも個性を出そうとしてもその物に見えなくなってしまう可能性が高いです。
個性は他の物と違うという事ですが、基本構造からズレすぎてしまうと何がなんだか分からなくなるという事です。
つまり、個性を出すにしても限度があり、かけ離れていればいいという物では無いという事です。
考えた個性を他者に認識してもらうには
これが自分の個性だという物が見つかったらそれを使い続ける事です。
色々なイラストを描いてたくさんの人にみてもらえば、それがアナタの個性という風に認識され、同時に名前も覚えてもらえることでしょう。
しかしそれで満足してはいけません。
さらに良い個性が無いのか上手くなる事は出来ないのかといった向上心を持つ事が大事です。
なぜなら時代によってその時良いと思った個性は古臭いだけの物になってしまう可能性があるからです。
時代に取り残されてしまうと絵描きというのは致命的になってしまう事もあるのです。