クリスタの使い方は楽しみながら覚える事が大事

クリスタ 使い方

「デジタルイラスト」というと敷居が高いように感じますが、イラストや漫画を「描く」事に特化したクリスタは使い方も簡単!

クリスタはデジタルならではのイラスト表現や効果は勿論、豊富な素材を使って年賀状の作成やAmazonKindleでのコミック出版まで出来てしまうお絵かきソフト。

実は小学生でも楽しく使えてしまいます!

ペンタブがあればアナログ感覚で即お絵描き可能

マウスでの描画も勿論OKですが、ペンタブレットがあれば紙に絵を描くのと同じ感覚ですぐにお描き可能です。

キャンバスの大きさと解像度を選択したら好みの画材を選んで描くだけです。

モニター画面を見ながら描くのに少し慣れが必要ですが、何度でも描いたり消したりが出来るのは紙には無い利点です。

『ツールの選択と調整方法・消しゴム・レイヤーの作り方」。

一番最初はこの3つの使い方が解れば充分で、誰でもデジタルイラストが描けてしまいます。

画材がとにかく豊富!

線描なら鉛筆・シャープペン・マジック・毛筆・パステルやクレヨン、彩色なら水彩・油彩・色鉛筆・パステル・エアブラシ・マーカーと基本的な画材は勢揃い。

色数は無限と言っていいほどです。

実際の画材で揃えるとなると金額、それに収納にも描画にも場所が必要です。

しかし、クリスタならクリックするだけで複数の画材、好きな色味が選び放題で、それはデジタルペイントソフトの大きな魅力の一つです。

エアブラシなど使いこなすのに時間と練習が必要な画材も、大きさも色も自在に設定できるから、画材の使い方で悩むことが殆どありません。

ごく初歩的な使い方は下記の手順の通り。

初期設定では左横、縦に画材などのツールが並んでいるのでクリックして選択します。

・まずは下書きレイヤーでレイアウトや輪郭などをラフに描いて、
・次に主線レイヤーで輪郭線を。
(油彩などの場合は輪郭線は書かないことも多いですね。)
・あとは、近景と背景、人物と背景、人物ならば髪・肌・服などという風にレイヤーを都度都度増やして彩色していきます。
※レイヤーとは透明な画用紙だと考えるとわかりやすいです。画用紙ごとに画材を変えたり、描いた絵の透明度を変えたり、光の効果を加えることが出来ます。

レイヤーを分けることで後での修正はもちろん、絵のパーツ別にコピーや反転、ぼかしといったデジタルの利点を生かした効果を自由に加えることが出来ます。

・書き終わったり、中断したい時は名前を付けて保存。

この時はクリスタの基本フォーマットで保存。

作業していたままの状態でレイヤーなどが保存されるので、すぐに作業再開や加工ができます。

豊富な素材やツールが使える

クリスタには有料・無料のとても豊富な素材が日々提供されています。

好きな素材、使いたいものを選んでダウンロードすれば、自分では描くのが億劫な装飾や背景なども楽々です。

光あふれる夏の海、繊細な雪の結晶、咲き誇る花々など頭に描いたイメージをあっという間に画面に再現できます。

我が家の小3の次女はイルミネーションのキラキラしたブラシ素材を使って、星空で宇宙人と遊ぶ絵を楽しそうに描いてました。

アナログの水彩絵の具では、中々キラキラした感じは出しにくいですから大喜びです。

アナログだと高度なテクニックの習得が必要な描画も、クリスタなら素材の使い方を工夫するだけで楽々描画が可能なのです。

Adobeフォトショップとの優れた互換性

クリスタは画面構成・操作などほぼフォトショップと共通。

フォトショップでそのまま使えるPSD方式での保存も可能なので、クリスタで描いたイラストをフォトショップで加工といった作業も楽々行えます。

変形やぼかしなど、フォトショップ同様の機能はクリスタにも基本的に備わっていますが、加工・編集に関しては、やはりフォトショップの方が柔軟で高性能。

反対に図形描画やパース取り、画材と素材の選択と使いやすさではクリスタの方が使い勝手がいいようです。

つまりイラストと漫画制作という機能に特化&強化したソフトがクリスタと言うわけです。

デジタルでのお絵描きは難しくない

アナログよりむしろデジタルの方がお絵描きしやすいかもしれません。

何度でも描いて消して、加工が可能。

自由自在に色んな画材を使ってお絵描きを楽しめるのがクリスタです。